膝の痛みの治療(2)手術療法

膝痛の手術療法

膝の痛みの治療(2)手術療法(イメージ)

膝の痛みの治療法~膝痛の適応手術の種類~

薬物療法や温熱療法、装具療法などに代表される保存療法で、膝の痛みの症状が改善できないと判断された場合、手術が適用されることになります。

手術はどのようにして行われるのか、手術の種類と術後のリハビリについて解説します。 

関節鏡下手術

初期の変形膝関節症や、半月板損傷、タナ障害などに適用されます。 

膝に小さな切り込みを作り、関節鏡(小さなカメラ)を差し込んだうえで、モニターで確認しながら関節内のすり減り軟骨や欠片を取り除いていきます。手術時間は1時間程度。数日~1週間程度の入院を伴います。

  • メリット
    身体への負担が少ない

  • デメリット
    再発の可能性がある

人工関節置換術 

膝の痛みや炎症は、患部の冷えと血行不良により悪化するので、温熱を利用した治療も行われます。

病院では電気や赤外線、超音波などを使用した温熱療法が実施されます。また長時間患部にあてることが可能な、ジェル状の温熱材が入った専用パックが処方されることもあります。 

  • メリット
    痛みが完全になくなる。リハビリ期間が比較的短い。

  • デメリット
    定期的に人工関節を取り替える必要がある。膝の可動範囲が狭まる。

高位脛骨骨切り術

中度の変形性膝関節症で、O脚の度合いが強い人などに適用されます。 

すねの骨の一部を切り取り、骨の向きを変える手術です。手術時間は2時間程度。1ヶ月程度の入院を伴います。

  • メリット
    回復後の動作制限はほとんどなく、スポーツなども楽しめる。

  • デメリット
    術後しばらく痛みがあり、リハビリ期間も数ヶ月と長い。

手術後のリハビリ

膝の手術には、必ず入院が伴います。術後しばらくは安静にすることが大切ですが、ある程度まで回復したら、医師の指導のもとにリハビリテーションが開始されることになるでしょう。 

具体的な方法としては、ベット上での器具を使ったストレッチ、器具を使用した歩行訓練などが挙げられます。 

膝関節の動きを改善したり、筋力をアップさせる目的があるので、真剣に取り組む必要がありますよ!またリハビリ中にグルコサミンなどのサプリメントを服用し、身体の内側からアプローチしていくのもおススメです。