化膿性関節炎

化膿性関節炎

化膿性関節炎(化膿性股関節炎・化膿性膝関節炎)とは

「化膿性関節炎」は、発症する部位によって「可能性股関節炎」「可能性膝関節炎」などと呼ばれます。

以下の自覚症状が現れたら、化膿性関節炎の可能性があります。症状が進行すると、関節を包む膜が伸びきって脱臼を起こす、皮膚から膿みが出るなどの症状が現れ、骨が破壊されてしまいます。こうなると後遺症が残る可能性もありますので、思い当たる場合は、すぐ病院へ行きましょう。

  • 関節が腫れ、動かすと(場合によっては動かさなくても)強い痛みを感じる
  • 発熱、悪寒、食欲不振が起きる
化膿性関節炎画像

化膿性関節炎の原因

化膿性関節炎の原因は、細菌です。黄色ブドウ球菌である可能性が最も高く、以下のような経路で体内に侵入します。

  • 怪我などで傷口から侵入
  • 扁桃炎や膀胱炎、敗血症などの感染が原因となり、血管を通過して関節に到達
  • 関節付近で起こった化膿性骨髄炎が原因となり、関節まで広がる
  • 細菌が付着した注射器による注射

年齢層的には抵抗力や免疫力が低い幼児・高齢者の発症率が高くなっています。

化膿性関節炎の治療法

病院で血液とX線検査、そして関節液の採取を行ったうえで状態を確認し、化膿性関節炎と診断されたら、医師の指導のもと、早急な治療が開始されます。

薬物療法
溜まった膿みを注射器で吸引し、関節をギブスで固定。抗生物質の点滴を行う。
手術療法
薬物療法で炎症が収まらない場合、患部を切開。膿みや傷んだ組織を取り除き、関節内部を洗浄する。またチューブを挿入して、数週間洗浄を続けることも。

化膿性関節炎は、症状が進むと、治療やリハビリにも多くの時間が必要になる、怖い病気です。

日々の生活の中で栄養・運動・睡眠の3要素をきちんと満たし、抵抗力をアップさせておくのが予防の鍵!細菌に負けない身体作りを心がけていきましょう。